About

Profile

イラストレーター・さとう みき / Miki Sato

1993年生まれ 千葉県出身 千葉県在住
2022年 フリーランスのイラストレーターとして活動
趣味はカフェ巡りと旅行。
毎日ブラックコーヒーを飲むのが習慣。
あたたかみのあるほっこり可愛いイラストを描きます。

経歴

2016年 銀行員として入社、正社員として働き始める
2021年10月 iPadでイラストを描き始める。
2022年 フリーのイラストレーターとして活動開始する。

制作実績

株式会社DHC 会報誌『DHC style 3月号』イラスト挿絵担当

制作環境

iPad Pro12.9inch(第3世代) | Apple Pencil 2 | Procreate
ノートパソコン|Windows10

SNS

Instagram①instagram.com/mikisato_illustrator
スイーツ、食べ物の手描きイラストを随時更新中🍰

Instagram②instagram.com/mikisato_illustrator_
女の子ファッションの手描きイラストを随時更新中👗

さとうみきがイラストレーターになるまで

幼少期から小学生

漫画にハマったことがきっかけで
小さい頃から絵を描くことが好きでした。

子供の頃の最初の夢は漫画家、自作の漫画を描きまくっていました。
漫画の上手い絵を真似て毎日絵を描いていくうちに、画力は伸びていったように感じます。

小学校の時から絵の賞はよくいただいた記憶があり、1番覚えている賞は市で最優秀賞をとって地域新聞に私のイラストと私自身の写真が載ったことです。今でも印象深いとっても嬉しい出来事でした。

最優秀賞を受賞した時に実際に掲載された新聞とイラスト、メダル、市税のしおりです。

この賞をきっかけに、小学6年生当時の将来の 夢は
“イラストレーター”と卒業文集に決意宣言しました。

美術部に入部した中学時代

中学生になり、美術部に入部🎨

小学生の頃と違って現実的に将来の夢について
考えるようになりました。

色々と仕事について調べていくうちに、イラストレーターになるには専門学校や美術大学に行く必要があると知りました。
しかし美術大学はとても学費が高いことも同時に知りました。

そこでイラストレーターという夢は一旦諦めてしまいました。

そこから徐々に絵を描くことのモチベーションも下がり、
中学を卒業してからはめっきり絵を描く機会が減ってしまいました。

新たな夢を抱き始めた高校時代

高校生になり、英語の授業で海外留学の話を聞いたとき、英語が話せたら色んな人とはなせるようになって色々な国に行けてもっと自分の世界が広がると思い、1年生時から外語大進学を目指しました。

英語を使える仕事を調べていく中で、空港で様々な国の人と携わりながら働けるグランドスタッフになりたいという夢を持ち始めました。

この頃絵を描くことはほとんどなく、勉強・部活・アルバイトに明け暮れていました。
ちなみに料理部に所属していました🍳 作るよりも食べることが好きでした 笑

料理部に所属していた時に製菓専門学校の方に来ていただき、教わりながら作った手作りブッシュ・ド・ノエル

推薦で第一志望の大学に受かり、
新たな夢に向かって一歩近づいたように感じました。

挑戦し続けた大学時代から社会人の今

外国語学部の英米語学科に所属
日々英語の勉強に励んでいました。

大学時代の1番の思い出は、短期で1ヶ月間
マレーシア留学を経験できたこと。

多国籍の人々と交流できた貴重な体験でした。

1ヶ月間共に勉強した様々な国から集められたクラスメイト。笑いあり泣きありでしたが一生の思い出になりました。

アルバイトは憧れのカフェのオープニングスタッフとして
4年間働きました☕️

もともとコーヒーは好きなほうでしたが、カフェで働くなかでコーヒーの知識が身についていき、(ハンドドリップの方法、コーヒー豆の産地、豆の種類、フードペアリング、コーヒーの味わい方等…)コーヒーがもっと好きになりました。

カフェはコーヒーのいい香りとジャズミュージックを聴きながら、エスプレッソマシンでエスプレッソを抽出、ミルクを炊いてフォームミルクを注いで綺麗なラテを作れるのが楽しかったです。

絵が得意だったのでPOPのイラストはよく任されていました。

大学4年生時、就職活動でまた現実的に将来のことを考え、グランドスタッフという体力が必要で若いうちしか働けないかも(自分は体力がなく、疲れやすい)と思い、結婚して子供が出来ても長く働きやすそうな環境を考慮して、土日休み事務職、転勤なしに絞り、銀行員一般職の内定をいただきました。

大学時代から社会人までの今までで、興味のあることは色々挑戦してきました。

練習が厳しいフラダンスサークルに所属して大勢の前で初めてダンスを披露したり、その華やかさの反面、ダンスイベント毎に企画や衣装決め、外部の方との連絡のやりとり等、地道な作業もサークル仲間と協力して遂行しました。

大学2年生の頃に半年かけて準備、練習して行ったフラダンスサークルの公演 大変でしたがとても良い思い出です。

社会人になってからは運動不足解消も兼ねてアクティブなことに挑戦したくなり、冬にスノーボード、夏に軽登山、はじめのうちは楽しめましたが運動音痴で体力もなく、続けられなかったです 笑

ぼんやりと絵画教室にでも通って昔好きだった絵をまた描きたいなとも思っていましたが、仕事が忙しくダラダラと日が過ぎていきました。

はじめての部署異動、新たな環境と多忙な日々

入社5年目になる前、部署異動があってからさらに仕事が忙しくなりました。

それでも自分なりに一生懸命頑張って、休日も金融関連の資格勉強をしたり新しい環境で新たな事を覚えて慣れるために必死でした。

そんな中2021年7月に入籍、実家から引っ越しをしました。

七夕に入籍しました

2021年8月、ときどき息苦しさを感じることが増えました。食欲も減少して体重も減りました。

朝の通勤電車で貧血になり頭が真っ白になって全身から冷や汗がでたり、朝礼で立っていられなくなったりして会社を早退することが増えました。
呼吸器内科、循環器内科で色々検査もしました。薬も処方されたものを飲んでいてもなかなかよくなりませんでした。

体も気持ちも限界になったときにとうとう心療内科を受診、即休職の診断が下りました。

休職期間中、夢に向かって新たに挑戦

休職期間中、最初の頃はベッドから動けず体調の悪い日々が続きました。微熱が続き、息苦しさや動悸等不快な症状が続きました。

そんな中、仕事から離れて薬を飲んで安静にしていたらだんだんと体調の良い時間が少しづつ増えていき、何か好きなことをしてみようという気力が湧いてきました。

そんな時、わたしがやりたかったこと、好きなこと、得意なことは “絵を描くこと” だと思い出しました。

今までの人生を振り返ってみると

●幼少期から絵を描くことが好きで得意だった
●夏休みのしおりや体育祭のしおりの表紙を何度か担当した
●友達や家族への手紙にイラストを描いてあげるとすごく喜んでくれた
●高校時代は文化祭の劇の背景を一人で担当させてもらえた
●大学時代はカフェの黒板のPOP制作を何度か任せていただいた etc…


私にとって絵を描くことは “得意を活かして周りを笑顔にするとっておきのスキル” だと思いました。

イラストを描きたい衝動にかられて、スマホでお絵描きアプリをインストールして、指でイラストを描くところからスタートしました。昔はアナログで紙にペンで絵を描いていましたが、大人になるにつれてミニマリスト思考になりペーパレス化に移行していたため、スマホで絵を描くというデジタルイラストに新たに挑戦しました。

だんだん書き溜めていくうちに誰かに私のイラストを見てもらいたいという気持ちが湧き、今まで見るだけだったインスタグラムを、新たにアカウントを作成して “発信する立場” としてイラストを更新していきました。

地道にイラストを更新していくと次第にインスタグラムのフォロワーさんも増えていき、もっとイラストの質や効率性を高めたいと思い、iPadproとApple Pencil2の購入を決意しました。

実際にApple Storeで購入したiPadとApple Pencil2

インスタ経由で初のイラストのご依頼

インスタグラムをはじめてから約2ヶ月経った頃、
一通のDMが届きました。

こちらのDMで、企業様から初めてイラストのご依頼をいただきました。びっくりしたと同時に私のイラストに惹かれて選んでいただけたことにとても感動し、今でも鮮明にその時の感情を思い出せます。

初依頼だったので、見積書、ラフ案、ヒアリング、メールでのやり取りやデータの受け渡し、請求書の発行や電子スタンプ等、はじめてのことだらけでしたが、自分で本やネットで調べながら且つ企業様にもサポートしていただき、とっても満足のいくお仕事ができました。

今まで勤めていた仕事に欠けていた、“やりがい” を初めて
強く感じることができました。

今まで感じたこと、これから成し遂げたいこと

就職活動で頑張って入った金融業界の銀行員として勤めて、この先これ以上条件の良い職にはつけないだろうと思い、苦しいこと辛いことは社会人だから当たり前のこと。周りはみんな産休育休とって時短勤務で復帰して、お母さんになっても家事育児仕事って全部頑張っているんだから、体が悲鳴をあげても私もここで長く働かなければと自己暗示を知らないうちにかけていました。

でも、私はこの職場環境も仕事内容も合っていなかったと今になって思います。

私は“ひとつのことを時間に追われずにじっくり丁寧に集中してこなすことが得意”です。
しかし今の仕事はマルチタスクの中、1分単位で時限に追われる中でひとつのミスがハイリスクに繋がるので、常に脳が緊張状態でした。

コロナ禍の影響もあり常に人手不足でその分を補うために残業したり(私の性格上周りに頼れず一人で担ってしまう)、家でもずっと仕事のことを考えていました。

今までは仕事が忙しくて客観的に自分のことが見れていなかったのですが、休職期間中に自分の過去から今を見直し、自分の好きなこと、得意なことを仕事にすることが1番合っていると思いました。

好きなことであればどんな苦労も大変なことも、今までの仕事と比べればなんとも思わない、むしろ熱意を持って取り組めるし、向上心、やる気もどんどんみなぎってきます。

今の会社ではそんな感情が全くなかったので、自分でもびっくりするほどです…

もちろんどんな仕事でも丁寧に責任感を持って取り組んではいましたが、仕事への熱意、新たなことに挑戦していく気持ちが顕著に違います。

みき
みき

今はやってみたいこと、叶えたい夢が沢山見えてきて、どんどん行動に移すようにしています!

先ほども話にもあげましたが、主婦になっても時短勤務で育児家事仕事全てフルに頑張っている方、独身の方はその分補うために残業して一生懸命に働いている方がたくさんいます。

毎日朝から晩まで仕事、家事、育児、学生さんは部活動やサークル、勉強、アルバイト等、なんでもそうなんですけど、“みんな日々一生懸命生きている” と社会人になって働きはじめて、幅広い年代の方と知り合えたことでそう感じることができました。

みんな偉い、すごい、とっても頑張っているなと思います。

結婚して初めて実家を出てさらに、お金を稼いで、自分でやりくりして生活していくことの大変さを痛感しました。

私はこの今までの人生経験を活かして、みなさんの忙しい日々の生活の中で、ほっこりするような“癒し”を、イラストを通じてお届けできたらいいなと思っています。

私自身、かわいいイラストや美しいアートを見ると癒されますし、絵を描くこと自体が楽しくて、自分で言うのもアレですけど、自分の描くイラストが大好きなんです!笑

これからも向上心を持って自分らしいイラストを追求していき、幅広く活躍していきたい。

皆さんにたくさんの“癒し”を届けたいです。

みき
みき

最後まで長文読んでくださり誠にありがとうございます。
これからもフリーのイラストレーターとして精進してまいりますので、みなさまよろしくお願いいたします。

イラストレーターさとうみき

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